2017 / 09
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-その3-【おにぎりの逃避行 ②】

――眼前に迫り来る鉄の塊。
僕は凍る様な冷や汗と共に、体中の筋肉が一瞬で収縮し、石の様に硬直したのを感じた。
尚も鳴り響く警告音。車との距離が詰まる。

「あッ――」

もう駄目だ!引かれる!?覚悟を決めたその瞬間。

「ゴフェルビッッシャッッッ――――!!??」

僕の腹部に鉄球の様な「何か」が流星の如く飛び込んで来た。
しかも御丁寧にみぞおちにクリーンヒット。

「ボッハッッッ!!??」

その反動で歩道脇まで体が吹き飛び、なんとか事無きを得る。
鳴り響いていた車のクラクションは、徐々に遠くの方へと消えて行いき、去り際に

「バカヤロ――!!死にてぇーのか!!??」

というおっさんの怒号の様な叫び声が、空を切ったのは言うまでもない。 当然

「ごめんなさい!」

などと思う余裕など微塵も無く 息が出来ずに苦しむ僕。
涙目になりながらも、目の前に突っ込んで来たその凶器を 目一杯の力を振り絞って確認する。

潤んだ瞳の中に映し出された凶器。
そこには何故か、心配そうに僕を見つめ 佇むおにぎりの姿があった。

「コヒュー……コヒュー……」

うずくまりながら必死に呼吸を整える。

「大丈夫……キミ?」

「コヒュー……っていうか、コヒュー……お、おにぎりお前、コヒュー……ぼ、僕を殺す気か!?」

「!? なんだよ!それが命の恩人に対する物言いなの!??」

「クッ……だってお前、みぞおちって……人体の……急所だぞ……」

両手でお腹を押さえ、へ垂れ込みながら 眼球おっぴろげでボタボタと涙を垂れ流す僕。
そんな姿を見て気まずくなったおにぎりの一言。

「正直サーセン」

怒る気も失うせた。

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しるこ汁

Author:しるこ汁
漫画も好きだがエロ関連はもっと大好きアンアアン★

最近はもっぱら妖怪関連にご執心で、日本妖怪の女体化百鬼イラストを一人で黙々と描いてるよ!

全年齢対象を掲げながらも、スナック感覚で繰り出されるフリーダムな下ネタに、訪問者様もうっとりガンギレ(小並感)

どうぞゆっくりしてってね@

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※シモネタ耐性のあるツワモノさん推薦だよ!苦手な方は注意が必要アンらめぇ~★

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